前回私は、オメガが随分と頑張って作った(に違いない)グローブマスターについて
色々書いてみたつもりだったのですが、

何だか物足りず、取り急ぎこの写真を張り付けてしまうのです。

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ムカシの12角文字盤に青いのがあったような気がしないのですが、
見事な青を呈するアクアテラで大成功を収めたオメガは、
グローブマスターにおいてもモダンで都会的なブルーを発色させることで、
12角文字盤に新たな魅力を加えて見せたのです。

と、いうことで
初のマスタークロノメーター所得機として登場したこのグローブマスター。

マスタークロノメーターとは何か?
との当然の疑問については、
当然の事ながらオメガの公式サイト
これでもかという程に書いてあるのですが、

ここで私に何が書ける訳でもないくせに
強いて上塗りをするとするならば、

オメガがスイス連邦計量・認定局
(Swiss Federal Institute of Metrology:METAS)に働きかけて
制定したらしいマスタークロノメーター、

これは決してオメガの為だけに作ったものではなく、
全てのメゾンに対して開かれているもの、
とオメガが説明していたのをどこかで読んだことがあるのですが、

これはオメガの長年に渡ってスイス時計業界を牽引してきたボスたる自覚か、
はたまた同業他社に対する挑戦状か、
東の果ての小さな国に住むいち小市民の私に分かるはずもありませんが、

取り急ぎ耐磁性能というものは
現代社会においてわざわざ機械式時計などを使用するにおいて
誠に有用な性能であることに違いはなく、

しかしオメガがこの超耐磁性能のデモンストレーションを披露してから早3年以上、
15,000ガウスもの強力な磁場に耐えられる時計を作れるものなら
他のメゾンもとっくに作っていそうなもののような気がするのでありますが、

これが少なくとも今のところはオメガ以外には
量産に成功しているメゾンは存在していないようであり、
すなわちこれはやはり、結構にして凄いことではないか、
と思うのです。

長年機械式時計に慣れ親しんできた人にとっては、
いくら大丈夫だと言われてもスマホの上に腕時計が乗っかっているような光景は
見るに堪えない、見苦しいものにしか映らないのであり、
そんな事をするはずもないのですが、

これが機械式時計の初心者の方の中には、
自覚のないまま日々時計をムチ打っている人も少なからず存在するのであり、
それでも壊れない時計というものの存在意義は
今後更に高まるように思えてならないのです。

しかし何より、かつて高精度のシンボルとして採用した意匠を
こうして初のマスタークロノメーター所得機に蘇らせたオメガ、
これが魅力的で無いはずがない、、、

ついでに丸形微動緩急針も復活すればいいのに、
Cal.8900 T2 RGなんて特別なムーブメントも作ればいいのに、
なんて思う私はやはり駄目に違いない。

と、東の空に向かって一人微笑む私でした。